日帰り散歩 有福温泉へ行く。

 

このブログには今まで書いていませんでしたが、

季刊誌さんいんキラリ の後ろのほうの異色なモノクロページ’ 日帰り散歩 ’という

連載を、創刊以来担当させてもらっております。

文章は相棒の 砂糖まいこ嬢。

私のペンネームは 葉付ミカン。

 

「取材させてもらいます」とは決して言わないスタイルで、

こっそり編集部より指定された場所に出向いては こっそりと日帰り散歩をしつつ

思った事、感じた事、見た物を 「そのまま」 お伝えしている

いわば、一般市民の、一女性観光客としての感想を代表しているような連載 です。

 

訪れた場所で出会う人々も お話した人々も、誰も私たちが取材を兼ねているっていうことを

知りません。

わたしも、通常の写真の仕事のように ガッツリ大きなカメラやレンズを何個も下げていくような

スタイルは全くとっておらず、一女性観光客ですので、コンパクトデジカメをぶらさげて回り、

サクサクと記録するように写真を撮って歩いています。

通常の美しいさんいんキラリの本編では、アポどりをしてから出向く

正統派の取材をされているので、そんな美しい本誌の中では少し異色を放ち続けているわけですが、

今回は、夏号の隠れ取材で 島根県江津市の有福温泉へ行ってまいりました。

 

体調がよろしくなくて、さまざまな仕事にご迷惑をかけたり、お断りしたりして過ごしている

ここ数か月ですが、この仕事は 日にちも体調に合わせてくれるのでとてもありがたいです。

いつもなら 車でブンブンどこまでも向かう私ですが、JRに乗って向かいました。

江津市までの久々のJRひとり旅。なかなかよかったです。

JRの車窓から見える、見慣れぬ島根県の宍道湖周りや海岸線や景色が、

とても美しく感じられ、目と心の保養にもなりました。

そして、目的の有福温泉は、入り組んだ坂道に旅館が点在している趣のある温泉で

あまり見かけない雰囲気にとても魅力を感じました。

 

発行された夏号の砂糖嬢の文章にも、その様子がつづられています。

興味が湧いた方は、ぜひご覧ください。

 

時に、まったく魅力を感じないような場所に行くこともあったりして、

魅力探しに必死になることもありますが、有福温泉はなかなか渋くて味のあるところでした。

レトロな雰囲気がたっぷり楽しめますよ。

なにしろ、有福温泉のお湯は、大化の改新の頃の人が入っていたという

古~~~い歴史もあるお湯ですから。