(撮影:ギャラリーそらさま)
白木のマトリョーシカをオリジナルマトリョーシカに変身させるという
ギャラリーそらさんで開催されたおもしろい企画展「さんいんmato」にお誘いいただき、
制作・参加をさせていただきました。
どんなものを作ろうかと散々迷った挙句、
パリ旅行で思い出深い場所の一つになった2か所の蚤の市・・ヴァンブとクリニャンクールの
どこかに転がっているようなものを作ってみたいな~と思い、
せっせと小汚い 薄汚れたマトリョーシカを制作してみました。
イメージ的には
「1900年代初頭に大事に大事に女の子が部屋に飾って愛でていた
マトリョーシカが、その後の戦争に巻き込まれつつも、女の子の手元から離れてしまいつつも、
現代までどうにかこうにか壊れることなく生き延び、ひっそりと蚤の市で飾られ売られ、
次に拾い上げて愛でてくれる方との出逢いを待ち続けている様子・・」
といったことを表現しました。
飾るスペースも、そんな蚤の市の一部を意識して作り込みました。 が 、
ポップだったり、シンプルだったり、おしゃれだったりする各作家さんの個性あふれる
素敵なマトリョーシカに混じった 自分のこれをみたとき、
ちょっと オドロオドロシイ・・印象を我ながら感じてしまったという・・(汗
で、一緒に見に行っていた夫からもしみじみと
「いままで作ってきたものをいろいろ見せてもらったけど、一番怖い」
などど言われる始末で(涙)、写真さえ撮るのも忘れてそそくさと帰宅。
そらさんのブログに載せてあるのを見て、ありがたく思い、
画像を思わず持ち帰らせてもらっての投稿をしております。(すみません)
そらさんのウェブサイトはこちら http://www.gallery-sora-kuu.com/
さんいんmatoに関する記事はこちらあたり http://now.gallery-sora-kuu.moo.jp/?cid=26886