Bonjour! PARIS (そして、セーヌ川)

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「パリ」といえば
「エッフェル塔」「凱旋門」「シャンゼリゼ通り」「ファッション」・・・など
パパパッと脳みそによぎるものが、人それぞれに色々とあると思うのですが、
私にとって、幼少期より「パリ」といえば「セーヌ川」でした。

小学生の頃、
ポプラ社が出していたフランスの小説家モーリス・ルブラン原作の
「怪盗ルパン」シリーズという本を図書室でみつけまして、
その表紙に描かれたアルセーヌ・ルパンの物語の絵が、
なぜだか子供の私の心をわしづかみに。
そして全作借りて読んだその小説に、たびたび登場してくるのが’セーヌ川’。

話の舞台を頭の中で想像しながら読むたび、→
見たことも行ったこともないパリ、セーヌ川を
小学生ながら、独自に一生懸命頭に描こうとしていた・・
そんな理由で、
私にとってセーヌ川は小学生のころから ’いつの日か見たい川’ となっていて、
それゆえに「パリ」=「セーヌ川」となっていたのでした。

大人になってからも、さまざまな映画や写真集でセーヌ川を見るたびに
そんな思いもはせていた・・といった川に、いよいよランチのあと向かうことに。

目的は、セーヌ川を運航する水上バス「バトビュス」に乗って
川の上から さまざまな遺産、観光名所、建物をみてまわるため。

一歩、一歩と 川に近づくたびに ひそかにわくわく。

川土手の木々が見え、石段をあがり、川風をスッと浴びて川面が見えた瞬間!
「わぁ~~~!
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ごく普通の川だ~~!!!」 (汗

しかし、
そう思いつつも、すごーくうれしかった私。

「ここがそうなのか~・・」と、こっそり感慨もひとしおでした。

ちょっと 横を見れば
芝の上で ひとびとがゆるりと過ごしていたりして。

いいねぇ。。
ゆるり ゆるり。
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次の水上バスの出航時間まで しばしパリの人のように
セーヌ川でのんびりしてみたい・・

・・そう思っていたら 水上バスが停留所にとまったのでした。

いざ、出航~!。(つづく)