Bonjour! PARIS (ランチと愛)

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時間があればもっとゆっくり見たかった進化大陳列館。
名残をのこしつつ出るころはお昼。

マレーシア空港での乗り継ぎ待ちの間に
私たち二人は パリでの過ごし方・日程の大まかな大枠についての
意見や気持ちのすり合わせをしていて、
’一日目はとりあえずパリの景色を大まかに眺めよう’
という予定は、2人ともの気持ちが合っていた予定。

旅のお友達ちゃんは、
よく調べ物をしてきてくれていて何とも力強い旅友達。

「そろそろランチでもする?」

という発言にも・・→

「確かこの植物園の敷地のそこらへんに
フレンチのおいしいお店があるみたいだよー」

と、ランチ場所の候補がサクッと出てきてしまうという
住人か?というような機転のよさ。拍手もの。

わたしも一点、近くにアラベスク模様のガラスの壁が美しい
アラブ世界研究所の屋上カフェテリアが眺めがいいらしい~
というのをガイドブックでチラ見していましたが、
モスクでイスラムのお菓子を食べて、
ランチまで中東か?! という自問自答もありで

「そこで初フレンチしよう~!」

と、いうことで、植物園敷地内を上写真の
仲の良いご夫婦の後ろをぼちぼちと
「いくつになっても 愛ある手つなぎ散歩かぁ~。すてきだなぁ~・・」
とか思いつつ歩くこと5分ほどで、
なにやら素敵なお屋敷風カフェ?ビストロ?が。

近づくと、館内は、結婚式?かなんかで貸し切り?のようでしたが
お庭のカフェテリアはオープンで、
初パリ初オープンカフェで、初ランチ!できることに。

ツタの絡まる天井や壁 心地よい風が吹き抜ける感じのよいカフェ!
にんまりしながら席に案内されると、
これまた 至近距離の隣の席のヒゲ紳士が、超ステキで。

で、手渡されたメニューは、全然読めない。よくわからない(汗

友達はじっくり吟味していますが
わたしはかろうじてラザニア~?みたいな文字が見てとれたそれに決め、
となりのヒゲ紳士をちらりちらり。

友達も決まったみたいで、通りかかった店員男性さんに、会釈してみると
(oui わかったよ、ちょっと待ってて)
みたいな表情をされたので、
どんどんお客さんが入って忙しい様子の店内や、辺りやヒゲ紳士を見ながら
待つこと・・ すごい長い (--;)

「忘れてるのかなー」
と、今一度、動きの止まった 男性店員さんを振り返って
友達と見ていたら、
男性店員さん、こちらを見て、私たちのことをすっかり忘れていたのを
その瞬間に思い出したみたいに
指パッチンして、どーん!と我らを指さし、そしてウィンク。
で颯爽とこちらに。(!)

とりあえず 笑顔で注文した後、

友達と
「日本だったら、店員さんが忘れてて、全然こなくて、
遅くなってから気付いて目が合って
指パッチンどーんなんて 絶対あり得ないよね~~~!」

と、しばし、指パッチンどーん!ウィンク について盛り上がる。

結論:「ここはフランスなんだよ~」

と、フランス=異国=異文化にきたことをじんわり実感。
いやぁ~、でもわたし、こういうの嫌いじゃないです。(苦笑

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で、わたしはチーズたっぷりのラザニアをいただき、
友達は・・・・
友達の食べたものの写真やお店の外観も撮れば良かったと帰国後後悔してますが
おいしそうなものを食べていました(汗

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ちなみに、vittelの向こうに写る紳士は、
ヒゲ紳士の次に着席された紳士です。

これが、日本に帰ってからも 水を買うときはあればvittelを買ってしまう
フランスかぶれな私の 一日目のランチの出来事でした。

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love.

愛がそこかしこにあふれていました。