Bonjour! PARIS(展示のエスプリ!陳列館)

サロン・ド・テ「モスケ ド パリ」を出ると
目の前には、自然史博物館、進化大陳列館、植物園が連なる敷地があります。

その敷地内を通り、
その向こうにあるセーヌ川を目指していたのですが・・
一度は通り過ぎたものの・・
友だちに「進化大陳列館は、いいらしいと聞いたのでから行ってみたい」と説明。

友だちは、以前上野にある国立科学博物館にて
進化の展示を見たことがあるらしかったけれど、
「・・多分なんとなく展示の感じがわかるんだけど、行きたいなら行こうか」
と、言ってくれ もう一度引き返して入ることに。

なぜ、一度通り過ぎてしまったのかというと・・→
↓こんなかんじの建物の外観をしていて、
↓正直なんだか ピンとこなかったんですね~。
↓たぶん、友だちもそうだったんだと思います。
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で、エントランスを入ろうとすると、
ドアマンの男性が
「コンニチハ~」と。
おお~!
でもつづけて「ニイハオ~?」とも。(-m-)

友だちが
「いやいやコンニチハだよ~」みたいなことを英会話みたいなことで言うと
「あ~そうかごめんね~」で、
「もうひとつ韓国語ではコンニチハってなんて言うんだっけ~?」
みたいな感ことで
「あ~それはアニョハセヨ~だよ~」と友だちが言うと
「あぁあぁ~それそれ!それだよアニョハセヨ サンキューメルシ~」
みたいな・・なんかそんな感じのやり取りをしていて、
わたしは傍らから、
「おおお~~」とただのそれだけのことながら、
パリ着初!な日仏笑顔な友好の一瞬にたのしくなり、
そのまま笑顔でチケットを買って入口を抜けると、
巨大な骨が! (写真を撮り忘れた)
そしてまた一歩進むと、
「おおおおおお~~~!!!!」

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「にょ~~~!!」
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外観からは思いもつかない建物の内部。
そこに、のびやかに友好的に、かつ知的でセンスよく配置される
動物たちの剥製。そのディスプレイ方法、見せ方、学ばせ方
建物の使いかたが、なんともすごい!すばらしい!!!
言い方はおかしいですが、死骸がいきいきしてます!

友だちも
「上野どころじゃない!!」と、
2人で相当感激して、ずいぶん盛り上がってしまいました。

このスケール感は、これぞまさにパリか!
でも、そのスケール感を写真に撮ることが実に難しい。
伝えたいのに伝えきれない。撮れない。(腕がないのか ><)

とりあえず、上写真のサバンナの動物大行進を中心に据えて
大きな吹き抜けになっています。
上から見降ろすと↑な感じになっていまして、先頭を行くのは象の親子です。

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各階の回廊にもさまざまな動物、昆虫、魚、骨などが展示説明してあり
英語かフランス語が堪能で 読めることさえできれば
見るだけでなく かなり学べて知れる
とにかくすばらしい博物館だと思いました。
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ただ、これだけの動物が殺されているのか・・とか
アフリカとフランスの古くの関係であるとか、
ときおり、また別の思いにかられる瞬間もありますが
それを超え、長い歴史がある国、博物館だからこそできたものであると思いました。

これだけの展示ならば、亡くなった動物にも敬意を払っているようにも
わたしには感じましたし、チビッコが生命を学ぶ場所としても
ここは優れた場所だと感じました。
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ほかの展示の模様もいろいろ写真を撮りましたが、
言ってみて はじめて「わー」ってなって欲しいので控えておきます。^^
パンダとかも、相当可愛かったです。

行列に間に合わなかった?キリンさんが、
しまった!出遅れた!とばかりに、上階から行列を見降ろしている風の
展示の仕方なんて、洒落がきいてて、たのしいです。
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みなさまもぜひ!!