Bonjour! PARIS (ムッシュ)

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パリの空港、出口をでると
私たちの名前を書いたプレートを掲げた
ダンディーなムッシュがお迎えに来てくださっていました。

今回の旅行は、
航空券とホテルと送迎がセットになった全日フリープランのツアーを
ネットから申し込みをしていました。

一度も 旅行代理店などに出向くこともなく、
空港のカウンターから代理店の方に説明をうけるわけでもなかったのに
ネットのボタン一つで、ちゃんとムッシュが迎えに来てくださっていて
なんだかしみじみすごいな~と感心してしまいました。

空港からパリの中心までは1時間くらいかかったでしょうか。

フォルクスワーゲンのバンを運転してくださるムッシュと
なにかお話をしてみたいのですが、なにしろフランス語が話せない。

残念な気持ちになりつつ、車窓の景色を見たり、
居眠りしたりしながらの私たちふたりを乗せ、
ムッシュは黙々と、セーヌ川にほど近い
カルチェ・ラタンという地区にある宿泊先ホテルの前まで送り届けてくれました。
Merci Monsieur.

ところで、その移動中・・・ →

大きな幹線道路を並走して走るルノーや、プジョー、VWなどなど
さまざまな欧州車を眺めていたのですが、
はじめてアジアを出た私の目には、
運転する人、同乗する人、そのすべての人々が
「みんな俳優さんにみえてしまう」現象が。

いやぁ 普通の人なのに なんだかみんなドラマティック。

どこかでムービーのカメラが回ってるんじゃないかとか、
どこを、誰をきりとっても、映画のワンシーンのようで、
恥ずかしながら・・
・・例えて言うなら、山奥の少数民族がはじめてテレビなどの文明に触れた時
もしやこんな気分になるのだろうかというような・・
そんな、おのぼりさん的 一昔前のマサイ族的?不思議な気分に。

横にいる友だちは、アメリカだのイギリスだの行ったことのある
欧米旅の上級者なので、そのように言うと
あっさり「見えないヨ」と言われてしまいましたが。。

忙しそうに運転する人々を見ながら
いろんなことを妄想してしまいました。

パリの郊外は 案外 東京や大阪の郊外にも似て見えて
「あれ?」と思ったのですが、
中心にはいったとたん、町並みは一気に中世的に。
「おおお~!」

そして ホテルも、ちゃんと事前に google streetで見たとおりの場所に
同じようにちゃんと建っており、思った通りのホテルで
フロントの方もフレンドリーな印象。

googleストリート、これまたすごいものだとその便利さにしみじみ感動。

で、スーツケースを預け、さっそくパリの街に繰り出そうと
出かける前に 自分の顔を鏡で見たところ、
そこに、おかめさんが映っていました。

いやぁ・・ なんとひらべったい。(笑

しばらく鼻の高い人ばかり見過ぎて、
自分の平坦さ加減にびっくり。

まぁ、こればっかりは、いたしかたなし。

・・というわけで、
おかめ、颯爽と朝のパリの街へ・・いざ出陣!と相成りました。

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ちなみに写真のムッシュは、迎えに来てくれたムッシュではなく、
このあと行った イスラムのモスクにいらっしゃったムッシュです。
パリに着くなり、イスラム? なのですが
このつづきはまた・・